年齢を重ねると起こる身体の変化

高齢者になると、身体に様々な変化が現れます。
よくあるのが視力の低下です。
白内障になる人が多く、周りの物がぼやけて見えるようになり、物を探したり歩いたりするのが不自由になります。
加齢が原因で起こる白内障を、老人性白内障、もしくは加齢性白内障と呼びます。
緑内障になってしまうと、視界がぼやけるだけでなく視野が狭くなってしまうので注意が必要です。
今まで見えていた視界より狭くなり、ちょっとした段差に躓いたり、物にぶつかったりして怪我をする人も多いです。

耳が遠くなるのも高齢者によくある変化です。
特に高い音が聞き取りにくくなるという特徴があります。
また、子音と言われるさ行やは行が聞き取りにくくなる人も多いです。
音自体は聞こえても、会話の内容が聞き取りにくくなるため、コミュニケーションを取るのが難しくなることもあります。
高齢者で特に注意したいのが食事でしょう。
年齢を重ねると噛む力が落ちてしまうため、固いものを食べるのが難しくなります。
物を噛み砕くことができず、そのまま飲み込んでしまい事故に繋がるケースも少なくありません。

身体能力全般が落ちてしまい、様々な行動ができなくなるのも高齢者の特徴です。
特に反射神経が衰えやすく、瞬時に行動したり判断したりするのが難しくなります。
車や自転車が急に迫ってきた時、とっさに回避することができず事故に巻き込まれてしまう人もいるので注意しましょう。
高齢者になると、こういった様々な身体の変化が現れ、日常生活を送るのが困難になってしまう場合もあります。
高齢者の気持ちを理解するためにも身体の変化を詳細で確認しておきましょう。

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